カーディーラー営業から製造業の営業へ|「売れない営業は全社にFAXで貼り出しの刑…」

高校を卒業し、なんとなく建設会社の監督者として働く日々の中で作業着ではなくスーツを着込み、スタイリッシュに見える営業マンになりたいと、カーディーラー営業の企業の面接を受けてみました。

1月で新卒の大学生や高校生にまぎれ、面接にて自分が人と接する事に長けていると猛烈にアピールした結果、なんとすんなりクリアしてしまい、直ぐに新しいスーツを買いに行ったのを思い出します。(この時はすんなり受かった理由など知る由もなしでした。)

 

教育係が頼りにならず、まずは自分なりに営業した結果…3カ月連続で成績1位!

3月に大学を卒業した新卒の若者達が入社式を行う中、何となく一緒に入社式を終え、その後中途の私は社会人経験者のため、新入社員教育(名刺交換・電話対応・接客対応等)は免除され営業に関してのノウハウを人事部長が直接DVD等を用い教授されました。

教育を1日で終え、早速地元に近い営業所への配属を任命され、早速翌日より出勤が始まりました。その当時の営業所のスタッフは若者が4割・6割が40代の方たちで構成されており、所長はやはり60代前後の明らかに癖がありそうな方でした。

営業スタッフは3名で、事務員女性1名、工場スタッフは5名おり、私の教育係として当時30歳ほどの先輩が付きました。ちなみに私は当時26歳です。先輩はすごくチャラい方でしたが、話を聞くと親が他メーカーのカーディーラー社長らしく、親元離れて営業からマネジメントを学んで、いずれは親の後を継ぐとのことでした。ただしこの先輩、営業より遊びが優先で、大抵スノボのことしか考えておりませんでした。

そんな教育係だったので、自分なりにまずは友達に営業し車検や洗車しに来てとかのジャブ程度な営業を行いました。入社して間もない為、やる気100%で名刺とDMを飛び込みで色々な家に行っておりました。嫌がられる事が多くても中には世間話してくれる方もおり何とか続けることができました。中には名刺を見て連絡をくれましたが、行ってみると逆にねずみ講みたいなことを営業されて怒りを覚えました。

営業ブタ
カーディーラーでも飛び込み営業とかあるんだね。

そんな中、最初の1ヶ月目で1台友達が購入してくれて、幸先のいいスタートが切れました。勢いに乗るべく休日はイベントでお客様も増えるため、来社された方に名刺を配り必死にカタログ内容も覚えセールスポイントを伝え、2ヶ月・3か月目も順調に2・3台と受注を決めました。

ちなみにこの会社は営業ランク分けがあり、一番良いAから最低のEランクまでで、もちろん私はEランクでしたが、新卒の若者(Eランク)と違い社会人に出て知り合いも増えていたのと、20代後半の知り合いが多かった為、車を買える余裕の出てくる頃も重なり受注率も良かったです。Eランク内の営業成績で、3か月連続1位だった為に本社の部長等にも高評価でした。

転職ウサギ
かなり好調なスタートだね。3カ月連続1位はすごい!

 

営業成績の悪い社員は全社に張り出しの刑

しかしこの頃になるとこの会社のブラックな部分が見え始めました。

というのも月末が近づくと本社より各営業所にFAXが届き、各営業ランクと名前が載せられて、売れてない人やノルマに届かない人に✖を名前に書かれ、売ってこいとの文字も入っていました。(ABクラスは名指しもありました。)

営業ブタ
これは怖すぎる…

1年を過ぎたころには新卒も何名か退職し、チャラい先輩も退職し、私はEランクからDランクへ上がっていました。ランクアップの理由は、年間ノルマを達成したこと、売り上げに貢献したことが評価された、と言われました。

ここまで見ると、お給料すごく良かったのでは?と皆さん思うでしょうが、なんと!なんと!車5台売った月でも高校卒業後の初任給ほどしか貰えていませんでいた。

さすがにここまで頑張ってこれだけの給料だと徐々に不満も貯まっていきました。最終的に退職を決めたのが、私が話を進めていたお客様に、所長が横から急に話に割り込んできて、私の案件を持って行ってしまったことがあったからです。その時に、プツンと心が折れてしまい、退職を決意しました。

 

転職して製造業の検査員→また営業へ

辞めることを決意したころに、地元にでかい製造業が出来たために営業途中に面接に行き、筆記試験・面接も何とかクリアしました。製造会社の内定をもらったその日に辞表を出してやめました。

その後、製造業の会社に無事就職し現在に至りますが、製造で検査員から始まり、技術スタッフを経て国家資格1級を取得し6年目で係長になれました。

そのころ、新規の仕事で営業とお客さんのところへ一緒に打ち合わせに行っていましたが、その営業マンが病気で倒れ、商談が中途で止まっている中で、お客さんが私を名指しで「営業にしてくれ」と社長に言ってきたことで、今は製造の営業として頑張っています。

営業ブタ
クライアントからの指名なんてなかなかないよね。前職の営業力が役に立ったのかな。

車と違いあるものの、売るのではなくて、見積もりしてお客さんと価格が合えば受注の営業となりましたが、給料は前のカーディーラーに比べると断然良くなりました。ボーナスもあり、出張も年に数回あるために違う環境があることでモチベーションも保つことが出来ます。

パソコンと携帯とWi-Fiがあればどこでも仕事が出来るために、残業せずに帰り子供が寝た後に仕事したりしています。

日中はお客さんのところに見積もり依頼の打ち合わせ等に行くので移動時間が主です。戻ってきたら資料をまとめて1件づつ見積もりしての繰り返しで、会社の運営状況・売上予測も立てなければいけない為大変ですが、マネジメント能力がついてくるので転職してよかったと思えます。

営業でも様々な分野があるかと思いますが、結果自分なりにマネジメントしていかなければいけません。何はともあれ、どの営業も人と人の繋がりが大事だと感じます。

気が使える方であれば(かゆいとこに手が届く)、きっと大丈夫だと思います。若ければ一度は経験したほうが良いとおもいます。(ただしカーディーラーはお勧めしませんが・・・)

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