「一分だけでいいので時間ください!」|成功するテレアポのコツ

私は大学を卒業して、新卒で大手広告代理店の子会社に営業職で就職しました。

元々、人見知りだった私ですが、学生時代に接客のアルバイトを始め、人と話す事がとても楽しいと思えるようになり、営業という仕事に就いてみたいという思いから、その仕事を選びました。

期待となぜか自信に満ち溢れたまま入社しました。最初の1ヶ月は先輩に付いて回っての半ば研修期間。正直、「早く自分の力で営業をしてみたい」と思う日々でした。

 

営業一人立ち後、さっそくのテレアポ

ちょうど1ヶ月経ったある日、出勤してすぐに上司から、『よし、そろそろ一人で営業出て行こうか。まずは飛び込みよりも簡単なテレアポから始めてみよう』

そう言われ、とても嬉しく意気揚々と『はい!ぜひやらせてください!』と、答えました。

そして、午前中は上司に電話相手役をしてもらい、基本的な電話のかけ方や、使ってはいけない言葉などを教えてもらいました。

昼休みが明け、『よし、では電話かけてみようか』と言われ、生まれて初めてのテレアポに挑戦。

そんな記念すべき1件目で、私の高揚したテンションが思いっきり下がるような事が起こりました。

意気揚々でテレアポ…現実に打ちのめされる

上司に教えてもらった「こちら○○会社の……」という台詞を言っているときに、いきなり『大丈夫です』と、電話を切られました。

私は唖然としてしまい、横で見守っていた上司が『そうだ、言ってなかったね、全員が話を聞いてくれると思わないでね』と言われました。

その言葉の通り、気持ちを切り替えて、2件、3件……10件20件……と、かけ続けたものの

  • 忙しい
  • 違う会社にお願いしてる
  • うちは大丈夫

など、会社名と内容を説明してもアポを取れるまでは行けませんでした。

結局この日、1件もアポが取れないまま退社時間に。帰りの電車で『なにがいけないのか?なぜダメなのか?』と、考えるばかりでした。

 

やっと取れたテレアポ1件目

翌日もテレアポをしましたが、アポ0件。ここで完全に心が折れました。

それから何日か後に、やっと1件取れた……という状況でした。

そちらのお客様は広告を出したかったが、どこに連絡すればいいのか?どこがいいのか?と思っている時に電話がかかって来たのでお願いしました。と、言われました。

 

「1分だけでいいので時間ください!」

その時は嬉しくて考えもしてなかったのですが、帰宅してからなにかモヤモヤした気持ちがあり、よくよく考えると、“たまたまタイミングよく電話しただけ”。これじゃ、営業でもなんでもなく運だ”という事に気付きました。

それからというもの、せめて直接話だけでも聞いてもらえるためには……と、考えた結果、今までの私の話し方や、説明の仕方ではマニュアル通りで、機械が喋っているのと変わらないと思い、内容は変えず、自分の言葉で伝えようと思いました。

まず、最初の一言目が肝心だな、と思い、それまでは『もしもし、私○○会社の○○と申します』と、はっきり喋っていた部分をあえて崩し『もしもし〜お忙しい時間に恐れ入ります〜私○○会社の○○と申します〜』と、相手様に喋る隙を与えない様に一気に話していました。

とりあえずアポを取ることを重視していた私は続けて『1度こういった広告があって、お電話では説明が長くなってしまいますので、パンフレットだけお渡しに伺いたいので、1分だけお会いしたいのでお時間ください!本当に1分で帰ります!』と、言うと、驚くことにたいていの方は『じゃあ、来ていいよ』という感じでオッケーしてくれて、だんだんアポが取れる様になってきました。

相手に合わせてアレンジする柔軟性も必要

それと同時に、十人十色という言葉がある様に、お客様にも色々なタイプの方がいらっしゃるので、こちらの型を押し付けるのではなく、言い方や喋り方を相手によって変えるようにしました。

語尾を少し伸ばして喋ると優しい感じの喋り方になるという事に気付き、マニュアル通りでは心がこもっていないので、そりゃお客様の心にも届かないと思いました。

基本的な事はマニュアル通り、アレンジを自分なりに。が、テレアポが上達する秘訣ではないかと自分自身で思っています。

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