「毎日午前様でも給料は変わらず…なぜか社長へのお中元・お歳暮は強制」|ブラック企業体験談

はじめまして、関東在住のユウナと申します。

私が以前勤めていたのは、売買、賃貸、建築が全てを取り扱う不動産管理会社でした。私は賃貸をメインで仕事をしていました。

管理会社が普通の仲介業者と違うところは、仲介手数料ではなく、自社で物件を管理してその管理している物件にお客様を入居させることがメインとなります。

管理会社はオーナー様が建築した物件の管理を任せていただき、空室の家賃保障までします。その代わり建物全体の家賃の何%を管理費として会社が貰い受けるシステムなのです。

なので私の仕事は、来客したお客様に自社物件や、自社物件と条件に合わないお客様の場合は他社の物件を紹介して、現地までご案内、気に入っていただけたら契約していただくというお仕事でした。

基本的には自社物件でご契約して頂き、自社物件の空室を埋めることが大前提ですが、どうしても条件が合わないお客様には他社の物件をご案内します。会社としては自社物件の空室を埋めることが大切なので、他社物件で契約が取れてもあまり評価されません。

 

入社当初は特に何事もなく…

以前同じ不動産関係の仕事をしていたので、業界知識を生かせるだろうという動機から、この会社に応募してみました。給料は以前と同額で、不動産業務の経験者だったので採用はすぐに決まりました。

入社したのが夏だったのもあり、最初は比較的穏やかな生活ができました。周りの人たちも親切ですし、これまで知らなかった不動産の知識もいろいろと教えていただきました。

確かに小さな不満などはありましたが、それはどこの会社も一緒だと割り切り、前向きに頑張っておりました。

契約件数にやはり厳しい目がありました。契約件数が上がらない社員には上司からマンツーマンで指導されているのもよく見かける光景でした。

私は接客の運もあってか契約件数は良かったほうなので、上司とのマンツーマン指導はやったことがありませんでした。マンツーマン指導は特に怒られるということではないのですが、やはり周りの目も気になるのでできればされたくないと思いましたからね。

 

繁忙期には昼食が18時、帰宅は1時過ぎ…

けれど不動産業界の繁忙期といわれる1月になると話が一転します。

1月になると大学で一人暮らしを始める学生が、新天地を求めて連日のように不動産会社に訪れます。

私の勤めていた会社も、来客者の数は凄まじいことになっていました。昼食は18時過ぎるになるのは当たり前です。昼食を買いに行って、さあ食べようと思ったら、お客様が来たので接客してください、と何度も言われました。出来立てポテトが2時間後にしなしなになっていて食べようとはとても思えませんでした。

営業ブタ
18時の食べるのは昼食じゃないブタ…

営業時間を2時間過ぎてもお客様が来る限り接客は続きます。お店の看板がそのままなので、営業時間が過ぎようが関係なく次々と来客してきます。

お客様が全員帰られてお店を閉めるのは21時過ぎというのが3ヶ月続きました。しかし、お客様がいなくなったとしても、私たちの仕事はまだまだ続きます。お店が閉まると今度は保留になっているお客様に電話での営業と契約書作りがはじまります。

自分の契約したものは最後まで自分でするのが基本ルールとなっているので、契約件数が多い人ほど契約書作りは増えてきます。

タイムカードを打つのが午前様という日々が続くなか、契約件数が少ない人は早めに帰っていきます。契約書作りが少ない分早く終わるからです。

 

どれだけやっても給料は変わらず…不満は募る一方

でもうちの賃貸営業って役職ついてない人はみんな同じ給料なんですよね。残業手当なんて気のきいたものは一切ありません。

午前1時過ぎに自宅に帰って、やることを早く済ませてなんとか2時に寝て次の日6時半に起きてまた忙しい日が始まります。それでも21時に帰社した人と給料は一緒です。有給なんて言葉はこの世界に存在すらしていませんでした。繁忙期を2~3回過ぎるとやはりいろいろと不満がたまっていきました。

営業ブタ
頑張っても給料が上がらないのは不満が貯まって当然ブタ!
転職ウサギ
帰宅が12時過ぎるのが続くと精神的にも余裕なくなってくるからね…

 

ワンマン経営、謎ルール…昇給は一度もなし

その他の不満としては、「必ず社長にお中元・お歳暮を贈らなければならない」というよく分からない強制や、忘年会では社長にお酌しなくてはいけないので社員が社長の席から長い列を作ってお酌の順番を待つということもありました。

下っ端の私には分からなかったことですが、基本ワンマン経営の会社だったのでしょう。

数年勤めていましたが、その間に昇給は一回もありませんでした。

 

面接でもっといろいろ聞けばよかった…

体調のこともあり退職して数年経ちますが、今考えてみると急いで仕事を決めたので、焦っていて周りが何も見えていなかったと思います。

再就職で同じ職種なら何とかやっていけると思い込み、一社だけ面接して何も知らないままそこに入社してしまいました。もっと考えるなら、面接の際に、そのときは気づかなかったのですが、よく見て聞いておけばおかしいことにも気づけたのではと思います。残業や残業手当てについても面接の時には何も教えられませんでした。

面接官によく見られようと印象ばかり気にして、何も聞かなかったのは自分の責任だと思っています

自分にとって働く上で何が大切なのか、きちんと面接の段階で確認することが大切だと思います。

営業ブタ
採用面接は、こっちが受けるだけではなく、会社の雰囲気や条件などを知るのも重要ブタ!
転職ウサギ
その通り。転職者は会社を慎重に選ぶべきだね。面接は非常に貴重な判断材料だよ。

 

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