不動産の建売営業から同業他社へ転職|「営業トップ成績を残し、土地の仕入れ担当へ」

お米と申します。一部上場している飯田ホールディングスの飯田産業で営業の仕事をしていました。私が在籍していたのはもう10年以上も前の話です。

飯田産業では当時、千葉、埼玉、東京でエリア分けされており、面接は千葉エリアの各営業所の所長が全員いる中で、私一人が面接を受けるというスタイルでした。面接の結果、ある営業所の所長が採用してもいいと言っていただいて社員として働き始めました。

 

一戸建て建売の営業をやっていました

仕事は一戸建て住宅の建売の営業です。毎週末に新聞の折り込みチラシに現地売りの広告を載せ、土日は現場で待機してチラシを見た、または近隣から見に来たお客様に対応します。営業スタイルは大型現場の場合は現地にアウトドアで使うようなテントやテーブルを置いて待機していますが、夏は暑く、冬は寒いので、基本はお客様が来るまでは車の中で待機しています。来客があれば対応し、来客がなければ週末はずーっと、車の中です。現場にもよりますが土日でくる来場者は小さい現場(1棟~3棟ぐらい)で0~3組くらい。大型現場5棟以上でも0~7組くらいでした。

平日は土日に来場していただいたお客様のフォローと、ご契約いただいたお客様の住宅ローンについて銀行と話し合い、必要なものをお客様に用意してもらい、住宅ローン審査、契約の手続きや登記手続きのサポート、引き渡し物件のチェック、などを行います。また、週末の現地売りの準備でチラシを広告会社と打ち合わせたり、売り出し現場付近へのチラシ配布、現場の清掃などもやります。

営業として成績を残すには、所属している営業所に物件が豊富にあり、かつ、いい物件があるかどうかで決まります。物件はその営業所の所長と仕入れ担当が土地を購入し企画します。当時は自分が所属する営業所の物件が営業対象の物件で同じ会社内でも、他営業所の物件の売り出しに行くことも、関わることもありませんでした。

営業ブタ
営業力云々より、商品の良し悪しによって左右されるんだね。
転職ウサギ
配属される営業所によって決まるなら、もうほぼ運じゃん…

約3年在籍して営業所内では売り上げトップの年もありましたが、会社から評価を受け、継続して稼ぐためには現場がなくては売りようもなく、所属している営業所が仕入れができず、現場数が減少したので、所属している千葉の統括責任者に他の営業所への移動を願い出ましたが受け入れてもらえず退職しました。

 

 

転職先は同じく一戸建て建売営業

転職した先は東栄住宅という一部上場で同じ建売の会社です。この時に利用したのは、まだこの時はネットでの求人とかは一般的でなく、転職情報誌のデューダとかです。不動産の営業職は経験者よりも未経験の方がヘンなクセがなくていいというような風潮がありましたが、同じような会社で経験があるということで私は採用していただきました。

仕事内容は基本的には同じです。週末はチラシを配布した現場での現地売り。平日は来場した見込み客と、契約いただいたお客様のフォロー、週末の売出しの準備となります。飯田産業での住宅営業の経験があるので、入社した年に全営業所での営業売上トップ10に入り表彰されました。

営業の成績がいいと店長へのステップとして、土地の仕入れ担当に業務が変わります。仕入れに業務が変わると、基本給も上がり、土地を購入するとその土地の大きさにより歩合も入りますが、営業の時の歩合よりも少なく、成績のいい営業よりは収入は下がります。

 

仕入れ担当の業務内容

仕事内容は営業でしてきたこととはだいぶかわります。不動産会社を色々まわって、土地情報がないか聞いてまわり、いい土地があったら、その土地がある周辺での相場と売れ筋の商品像を調べます。どのくらいの大きさの家が人気があるのか、駐車場は何台分必要なのか、庭は必要なのか、売れる価格帯はいくらぐらいなのか等々。そうやって調べた情報から、家の大きさを決めて土地を区割りし、その土地に何棟建てられるか価格を決めて、利益がでるようなら本社へその土地を仕入れていいのか稟議を仰ぐことになります。土地を買って、建物を建てる工事をするわけですから、役所にいって建物が建てられるのかの確認作業も行います。

営業ブタ
不動産関係は営業の話はよく聞くけど、仕入れの話は新鮮だなー。
転職ウサギ
失敗すると多大な損失が出るから、プレッシャーのかかる仕事だね。

そうやって、土地仕入れを行い、例えばこの5棟現場は西欧風の建物にしよう、キッチン、バス、サッシはどのメーカーのして、こういうデザインのものを採用しようなど企画して自分が買った土地に、自分が企画した家が建っていきます。多くの土地を仕入れて、早くに仕入れた現場が売り切れることで店長への道が見えてきます。

一般的には一つの現場を仕入れる時に、その土地ごとに銀行に借り入れを行います。土地購入費用、建物建設費、土地の造成や設計費用、営業としての広告費などです。土地を仕入れたら更地の状態から現地で販売を開始して、建物が完成するまでに売り切ることがベストです。その土地の物件すべてを売り切ったら、銀行への借り入れを完済します。売れない期間が長いとその分、銀行への借り入れ利息を多く払うことになります。

仕入れ担当となり、一通りの建売会社での仕事を覚えたところで、自分の上司がスカウト会社からスカウトされて自分で建売の会社をやることになり、一緒にやろうと声をかけていただいたので、東栄住宅も退職いたしました。現在は、取締役として、経営側の仕事をしています。

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