保険営業からIT関連営業へ転職|「原因は人間関係…年上社員の嫌がらせ」

私は30代男性のケンと申します。大学卒業後、新卒で某保険会社(A社)に入社しました。
職種は営業で、生命保険に加入してくれる顧客を獲得する仕事です。
自分で言うのもなんですが、私は社交性があり、人とお話をするのが大好きです。ですから、営業という仕事にはそんなに苦労を感じたことはありません。月給も25万円ほどで、それなりにもらっていた方だと思いますので、収入に対する不満を持ったこともありません。
しかし私は、A社に入社してからわずか1年で辞めることになります。その原因は、とある年上社員の嫌がらせにあっていたからです。

人間的に未熟な40代の男性社員

その年上社員は40代の男性でした。いい歳をしているのに管理職にもつけない平社員です。それもこれも営業成績が悪いことが原因のひとつなのですが、それを棚に上げて待遇の悪さを他人に当たり散らすような人でした。
とばっちりを受けるのはいつも私たち後輩です。まだ仕事に慣れていない新入社員のミスを見つけては、容赦なく叱責します。それも後輩の成長を思ってのことではなく、明らかにストレス発散のためなのです。

 

ひとつのクレームから嫌がらせが始まった…

ある日、会社にお客さまからクレームの電話がありました。
生命保険の概要について説明してもらう約束をしていたのに、いくら待っても待ち合わせ場所に来ない、というお怒りの連絡でした。
そのミスをしたのは私です。急いでお客様にお詫びの電話を入れ、その後実際に会って謝罪をしました。誠意が伝わったのか、なんとか許していただき、契約も交わすことができました。
とんでもないミスをしてしまったことに落ち込んでいると、直属の部長からは多少怒られましたが、挽回して契約を取れたことは評価してもらいました。
そして、「君には期待しているから、がんばれ」とあたたかい言葉も頂戴しました。
また、同期入社の仲間からは飲み会に誘ってもらい、随分と元気づけられました。またイチから気合を入れて頑張ろうと決意した矢先に、あの嫌な年上社員の横槍が入ってくるのです。
その飲み会の次の日のことです。昼の休憩時間に、私はその男に会議室へ呼ばれました。
「ミスしたんだってな」
どこかで耳に入ったのでしょう。仕事はできないくせに、こういった情報を手に入れることに関しては彼にかなう者はいないのです。
それから延々と説教です。考えられない、バカじゃないの、最低だな、社会人としての自覚が足りない……。
それこそ人格そのものを否定するような言葉の連続でした。落ち込んでいる私を見ては、勝ち誇った表情をしている彼に憎悪が芽生えたのは言うまでもありません。

 

ブログで書かれていた誹謗中傷が転職の決定打

その後も彼は、事あるごとに私に説教してきました。
自分もミスをするくせに、です。いよいよ私も我慢の限界に達してしまいました。
決定打となったのは、彼のブログです。同期から「お前、ひどいこと書かれてるぞ」と言われたのです。
そのときはじめて、彼がブログをしていることを知ったのですが、家に帰ってチェックしてみると、そこには私に対する誹謗中傷が書かれていました。
私の名前こそ伏せていたものの、仕事上のミスのことをこれでもかと言うほどひどく書かれていたのです。
数週間後、私は会社に辞表を提出しました。もう、彼と同じ職場で働く気力はありませんでした。仕事には生き甲斐を感じていましたが、彼と同じ空気をこれ以上吸うことが嫌でたまりませんでした。

 

リクナビNEXTですぐに転職活動。何社も落ちたがめげずに

私はすぐに転職活動をはじめました。具体的に言うと、「リクナビNEXT」のサイトで仕事を探しました。
自分の興味のあるところを見つけては試験を受ける、その繰り返しです。何社も落ちてしまいましたが、めげずに受け続け、今の会社に就職することができました。

 

転職先でも営業で。収入は下がったけれど、やりがいがある

転職先は、某IT関連会社(N社)です。そこはホームページを制作する会社で、私はそこでも新規顧客を獲得するために営業をしています。
営業という仕事には前職のときからもやりがいを感じていましたし、向いているとも思っていました。ですので、再びその職に就くことにしました。
毎日、外回りの連続で、上手くいかないことも多々ありますが、契約を取れたときの喜びはひとしおです。これが営業の醍醐味です。
小さな規模の会社ですので、収入は前の会社よりも下がってしまいました。月収でいうと、五万ほどは低いです。しかし、それを不満に感じないほど、私はやりがいを感じています。それは同僚に恵まれたことが大きいです。
ここには、前の会社の嫌な上司のように、ストレスを発散するために部下を怒鳴りつける上司はいません。みなさん優しい方ばかりです。頻繁に飲み会に誘ってくれて、「悩みはないか」などといつも私を気にかけてくれます。そのあたたかい対応には感謝しっぱなしです。以前の職場では感じることができなかった、働きやすい環境がこの会社にはあります。

 

人間関係に悩んでいる人は、転職もひとつの選択肢

会社という組織は、人間で構成されています。会社や社会に貢献するためには、それぞれが手を取り合って、助け合っていかなければなりません。それほど同じ職場の人間関係は大事なものです。
私は転職をして、同僚へのストレスから解放されました。働くことへの意欲はいっそう増したように感じます。もし、営業職に就いている人で今の職場の人間関係に悩んでいるのであれば、転職するのは一つの手です。私のように、自分にとってプラスになる可能性はあります。ぜひ、検討してみてください。

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