人材サービスの営業から測量設計会社の営業へ転職|「地方の転職は求人情報は少ないから難しい」

30歳男性のトクといいます。営業職から別の業界の営業職に転職した私の体験についてお話させてください。

私は高校卒業後、とある地元の中小企業に入社しました。入社した会社であるI社は、上場企業でもなければ県内で有名な企業などでもなく、設立してわずか8年ほどの本当に小さな会社でした。当時わたしは18歳でしたが、社会人になって初めて勤務した会社がI社だったのです。
I社は主に人材サービス事業を展開していました。まず職業訓練校を運営しており、地元の求職者たちに半年間の求職者支援訓練を実施していました。
もう一つI社が手がけていたのは、求人サイトの運営です。わたしはこの求人サイト事業プロジェクトに携わっていましたので、わたしの職種も含めもう少し詳しく説明させていただきます。
わたしは15名ほどのグループの中で、求人サービスの営業を行っていました。近隣の企業を訪問したり電話をかけたりして、「求人でお困りのことはないですか?求人サイトに求人情報を掲載してみませんか?」と案内するのが日常業務でした。
つまり営業の相手は常に企業の社長や人事担当者で、既存顧客へのアプローチだけでなく顧客の新規獲得もする必要がありました。
もちろんサービスの案内だけでなく、実際にサービスの利用を検討してくださる企業様に対して契約手続きや求人サイトに掲載する原稿・写真の準備まで行うのが営業社員の職務でした。
わたしは入社して6年間同じ業務を行いましたので、最初は平社員でしたが最後の2年間はチームリーダー(主任)の役職をいただいてグループの売上管理をするまでになりました。
年収も、入社したての頃から退職時までの間に200万円から250万円を超えるくらいまで上がり、ボーナスの金額もそれに伴って増えました。

年収の低さと会社の方針が合わず転職を決意

こうやってチームを率いながらI社で日々の業務をこなしていたわたしでしたが、24歳ごろから転職を考えるようになりました。理由は2つです。
1つ目は、年収が低いことでした。友人たちは同じ年齢で少なくとも年収300万円はもらっていました。私は休日も出勤するほど苦労しながら、彼らよりも低い収入であることに次第に不満を感じるようになったわけです。
2つ目は、会社の方針が自分と合わなかったことです。経営者はベンチャー企業の社長のような押しの強い経営をする人でした。設立して数年しか経っておらず、まだ会社の売り上げも安定していないのに、すぐに次なる新事業を計画し始めるような人だったのです。
営業社員に対する要求も厳しく、そのせいで幾人もの社員が体調不良に陥ったり退職したりするようになっていたのです。この状況はわたしにとっても辛いものでした。
労働環境や労働時間、人間関係の面はさほど嫌ではなかったのですが、前述したような事情が深刻だったため、わたしはI社を退職し、心機一転新しい環境で仕事をしたいと願うようになりました。
それでも営業という職種は、自分の性格に合っていましたし、嫌いではありませんでした。すでに5年もの営業経験を積んでもいたため、次に転職するとしても、同じ営業職に就きたいと希望していました。

 

使ったのはリクナビNEXT、DODA、転職会議

それでわたしは、I社を退職する半年前から転職先を探し始めました。その頃はインターネットでひたすら転職に関する情報サイトを検索したものでした。わたしは転職サイトとしてリクナビNEXTとDODA、そして転職会議にユーザー登録をし、さっそく活用しました。
これらの転職サイトのメリットは、各企業に関する情報が豊富で、しかもサイトによっては口コミなど転職者目線での情報が充実しているというところにあると思います。
またユーザー登録すると、いち早くメールで新着の求人情報を届けてくれるのがありがたかったです。

 

地方の求人情報は不足している

とはいえ実際に転職活動をしながら、やはり自分は県外に移動してまで大手企業や高収入の会社に入社するより、小さくても県内にある会社に入社し、地元の活性化に寄与していきたいと思うようになりました。
そのようなわたしにとっては有名な転職サイトの情報はそこまで必要ではないと思いました。
あえて言うならこの点、つまり地方の求人情報が不足気味であることがわたし個人にとってはデメリットに感じられました。

 

前職の経験から自力で求人情報を検索

結局わたしは自力で転職先を探し始めました。I社で営業をしていた経験から、人材が不足している企業でも「人は欲しいけど、だからと言ってハローワークや求人誌に求人を出すのはしない」という企業は非常に多いということを知っていました。
それでわたしは、電話帳を調べ、県内にある建設会社を片っ端から調べ上げ、一社ずつ会社名をインターネットで検索することにしました。
自社の公式Webサイトを持っている会社の中には、そのサイトのページの一つとして「採用情報」とか「求人情報」などのページを持っている所も少なくないのです。
この情報こそ貴重な情報で、わたしはこのページを見ていきながら、ようやく9社を候補として絞り込み、各会社に向けてエントリーし始めました。最終的にわたしはこの9社の中の1社であるT社に採用され、25歳の時から現在に至るまで勤務しています。

 

転職先は測量設計会社の営業職

T社は測量設計会社で、わたしは現在その中で営業職員として働いています。もともと建設業界の営業職に転職したかったため、希望どおりの転職ができたと思っています。
T社はほとんどが公共事業を受注している会社ですので、取引先は主に官公庁になります。わたしの日常業務は、各市町村の市役所や役場を訪問し、あいさつ回りや打ち合わせ、サービスの説明、入札の参加、契約書類の提出などを行うことです。新規獲得がないため以前のI社の時よりも楽な気持ちで取り組めています。
これまでの営業のスキルがいかせていると思いますし、逆に建設業界で働くことで次第に新しい知識や経験も身に着けられていると思います。社員は圧倒的に男性が多いですが、みな友達のように振舞えるので人間関係も楽しいですし、上場企業ではないものの業績が安定している企業なので、営業職員であるわたしにとってもストレスがかなり少ないと感じています。

 

今の会社には何一つ不満がなく、転職は大成功

年収は現在280万円程度で、I社にいたころよりも上がりました。これからも毎年3,000円から5,000円くらいは月給も上がる見込みです。
労働環境は、物理的な面でも福利厚生の面でも整えられていて不満はないですし、勤務時間についても問題はありません。忙しい2月や3月を除けば全員定時で帰れますし、残業や休日出勤、自宅での仕事をするような社員はまずいません。
今の会社には何一つ不満がなく、むしろこんな自分に合った会社に転職できて本当に良かったと思っています。後悔していることは一つもありません。

 

若い方が転職しやすいし、転職後の会社にもなじみやすい

転職を考えている方にアドバイスできることがあるとすれば、「思い立ったらなるべく早く行動を起こしたほうがいい」ということです。若ければ若いほうが就職しやすいご時世ですし、若いほうが行動力や意欲もあり、転職後の会社にもなじみやすいと思います。
加えて、転職情報を探す際は、転職サイトなどの求人媒体の情報と、媒体を使わずに自ら探す情報を両方取り入れるべきだと思います。そのほうが多方面から転職先を探せるからです。
わたしは25歳の時に人材サービス会社の営業職から測量設計会社の営業職へ転職を果たすことができました。転職を考えておられる皆さんも自分に合った会社に転職できることを願っています。

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