20代営業マンが転職で年収を上げる3つの方法【100万円アップも現実的】
2026-04-24 公開
「転職で年収を上げたいけど、自分みたいな凡人に現実的なのか?」
正直に言う。私の最初の転職は、年収アップどころか「同額で」と言われた。自分で交渉しようとして、あっさり封じられた。後でエージェントに「あそこで20万は引き出せましたよ」と言われたとき、悔しくて穴があったら入りたかった。
でもそこから学んで、転職のたびに少しずつ年収を上げることができた。やり方を知っているかどうかで、結果は全然違う。その経験から「やれば上がる方法」を具体的に解説する。
なぜ20代営業職は年収アップしやすいのか
結論から言う。20代の営業職は、転職で年収を上げやすい。 理由は3つだ。
理由① 営業は成果が数字で証明できる
「前年比〇%達成」「エリア〇位」という数字は、どの業界でも通用する共通言語だ。業界が変わっても「数字で成果を出せる人」として評価される。
他の職種はどうだろう。たとえばバックオフィス系の仕事は、「どれだけ仕事ができるか」を外部の会社に伝えるのが難しい。でも営業職なら、「達成率120%・チーム内2位」という一言で価値が伝わる。これが営業職の最大の強みだ。
私も転職のたびに、前職での数字の実績を武器にしてきた。「訪問型営業でKPI106%・3ヶ月連続達成」という事実は、どんなに言葉を尽くした自己PRより、はるかに説得力があった。
理由② 20代はポテンシャル採用の余地がある
30代以上は「即戦力」として見られるため、実績がなければ評価されにくい。20代は実績+ポテンシャルで評価されるため、転職のハードルが低い。
転職市場では「若さ」それ自体が価値だ。教育コストをかけてでも採用したいと思う企業は多い。それは20代のうちだけの特権でもある。私が複数回の転職で感じたのは、「年を重ねるほど、転職の幅が狭まる」という現実だ。転職を考えているなら、20代のうちに動くほうが選択肢は確実に広い。
理由③ 転職市場での営業職の需要が高い
どの業界でも営業職は必要だ。営業経験がある20代は、引き合いが強い。
景気が悪くなれば「コスト削減」で採用が減る職種がある一方、営業職は「売上を作れる人」として常に需要がある。コロナ禍のような激変期でも、オンライン営業に切り替えながら採用を続けていた企業は多かった。その意味で、営業経験者は不況に強い。
年収100万円アップのために必要な3つの準備
準備① 自分の「数字の実績」を整理する
年収を上げるには、まず「自分の市場価値を数字で証明する」ことが必要だ。
整理すべき数字の例:
- 目標達成率(〇〇%達成)
- 前年比・前月比(前年比〇〇%)
- チーム内順位(〇人中〇位)
- 期間(〇ヶ月連続で達成)
「たいした実績がない」と思っていても、書き出すと意外と出てくる。営業職は数字が残りやすい職種だ。
私の経験でいうと、「チームで3位」という実績でも、面接では十分に通用した。「何人中3位ですか?」「どんな工夫をして3位になりましたか?」と深堀りされたとき、自分なりの「勝ちパターン」を語れれば、それが強みになる。重要なのは数字の大小ではなく、「なぜその数字が出たのか」を説明できることだ。
数字を整理するとき、ぜひやってほしいのが「時系列での振り返り」だ。「入社当初は〇位だったが、△△を意識してから〇位になった」という成長の物語は、採用担当者の心に刺さる。
準備② 年収が高い業界を狙う
同じ営業職でも、業界によって年収の天井が大きく違う。年収アップを狙うなら、今より年収水準が高い業界への転職が必須だ。
年収アップが狙いやすい業界(営業職):
- IT・SaaS営業(無形商材・高インセンティブ)
- 人材業界(成功報酬型・高単価)
- 不動産営業(1件あたりの単価が大きい)
- メーカー営業(安定×規模感)
私自身、木材商社から電機メーカーへの転職で年収の「見え方」が変わった実感がある。商社系は「薄利多売」の体力勝負になりがちな一方、メーカー系はブランド力がある分、交渉の余地も生まれやすかった。
ただし注意点がある。年収が高い業界には、それなりのプレッシャーも伴う。特に人材業界や不動産は「稼げる分、きつい」という声も多い。自分が「どれくらいのプレッシャーを許容できるか」を正直に見極めた上で業界を選ぶことが重要だ。
また、業界だけでなく企業の「給与テーブル」も確認が必要だ。同じ業界でも、インセンティブが厚い会社とフラットな会社では、稼げる額が大きく変わる。転職エージェントに相談すれば、企業ごとの給与体系の傾向を教えてもらえる。
準備③ 年収交渉を自分でやらない
転職エージェントを使えば、年収交渉を代行してもらえる。自分で交渉するより、エージェントが間に入った方が高い年収を引き出せることが多い。エージェントは企業側の「採用予算の上限」を把握しているからだ。
冒頭でも触れたが、自力交渉は企業側のペースに流されやすい。「現状維持で」と言われてもそのまま受け入れてしまいがちだ。エージェントが間に入れば、相場感と企業の採用予算の上限を把握した上で交渉してくれる。
エージェントを使った年収交渉のポイントは「明確な希望年収を先に伝えること」だ。「できれば上がれば」という曖昧な伝え方では動いてもらえない。「現年収〇〇万円で、最低でも〇〇万円を希望します。可能であれば〇〇万円を目指したい」と具体的に伝えることで、エージェントが企業との交渉を本気でしてくれるようになる。
年収アップ転職の具体的なステップ
- 転職エージェントに登録(2〜3社)
- 担当者に「年収アップが目的」と明確に伝える
- 自分の実績を数字で整理して職務経歴書に反映
- 年収水準が高い業界の求人に絞って応募
- 内定後、エージェントに年収交渉を依頼
このステップを踏めば、年収100万円アップは現実的な目標だ。
よくある失敗パターンと対策
失敗① 「年収アップ」だけを目的に転職して後悔する
年収は上がったが、仕事が全く合わなかった。そういう失敗談は転職市場で珍しくない。年収は手段であって目的ではない。「どんな仕事をしたいか」「どういう環境で働きたいか」というベースがあった上で、年収を上げていくことが大切だ。
失敗② 現職の年収を高く見せようとする
「現職の年収を少し高めに言えば、希望年収を高く設定できる」という発想は危険だ。源泉徴収票の提出を求められることがあるし、虚偽が発覚すれば内定取り消しにもなりえる。正直に伝えた上で、しっかりと実績で勝負することが正解だ。
失敗③ 1社目の内定をすぐに承諾する
「もらえた内定をすぐ受けないと…」という焦りは禁物だ。転職活動は複数社を並行して受けることが前提だ。複数の内定を得た状態で比較検討することで、年収交渉も有利に進むし、自分に本当に合った会社を選べる。
まとめ:年収アップの鍵は「数字の整理」と「業界選び」
20代営業職の転職年収アップは、正しい準備をすれば十分実現できる。
まず自分の数字の実績を整理する。次に年収水準の高い業界を狙う。そしてエージェントに年収交渉を代行してもらう。この3つだけだ。
「自分なんて大した実績がない」と思っている人ほど、やってみると意外と出てくる。私が最初の転職で悔しい思いをしたのは、自分の実績を正確に把握できていなかったからでもある。あなたの営業力の価値は、会社や業界によって全く違う評価をされる。今の年収は、今の会社での評価に過ぎない。
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※本記事は筆者の実体験をもとに作成しています。会社名・個人名・特定できる情報はすべて匿名化しています。
