営業マンの転職図鑑
転職エージェントを複数社使ってわかった、本当に使えるエージェントの見分け方
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転職エージェントを複数社使ってわかった、本当に使えるエージェントの見分け方

2026-04-10 公開

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この記事を書いた人

4回転職した元営業マン。専門商社・電機メーカー・営業代行・塾・イベント会社で営業を経験。 失敗と成功を繰り返しながら気づいたことを包み隠さず書いています。

「あなたのスキルなら、もっと良い会社に行けますよ」

転職を考え始めた頃、あるエージェントにそう言われて少し舞い上がった。だが届いた求人票は、自分が全く興味のない業界ばかりだった。理由を聞いたら「求人の空きがあったので」と正直に言われた。その瞬間、「ああ、エージェントも商売なんだ」と肌で理解した。

4回の転職で複数のエージェントと向き合ってきた。使えるエージェントと、使い物にならないエージェントの違い——今回はそこを全部話す。


私がエージェントで失敗した体験談

2回目の転職活動のとき、私はある大手エージェントの担当者に出会った。第一印象は良かった。明るく、話しやすく、「この人なら信頼できる」と思った。

最初の面談で「私は営業力を鍛えたくて転職を考えています。新規営業が多い環境に行きたいです」と伝えた。担当者は熱心にメモを取っていた。

1週間後に届いたのは、メーカーの営業事務の求人だった。

「営業事務……?」と返信したら「条件面がかなり良いので、ご検討を」という返信が来た。私が伝えた「新規営業がしたい」という軸は完全に無視されていた。

別の担当者への変更を申し出たが、「同じエージェント内での変更は難しい」と言われた。仕方なく、別のエージェントに切り替えた。

この経験から「エージェント選び」と「担当者選び」の両方が重要だと学んだ。


使えるエージェントの3つの特徴

① 「なぜその求人を紹介したか」を具体的に説明できる

良い担当者は、「あなたの〇〇という経験が、この会社の△△ポジションにマッチすると思って」と言える。「いい求人があります」だけの担当者は要注意。

私が営業代行から教育系への転職を考えたとき、担当者に「なぜ教育系なんですか?」と深掘りされた。その質問がきっかけで、自分の転職軸が整理できた。こういう担当者は本物だ。

「この求人を紹介した理由は?」と直接聞いてみよう。スラスラ答えられる担当者は信頼できる。「条件が良いので」「空きがあったので」という答えが返ってきたら、その担当者は使い物にならない。

② 転職市場の「リアルな情報」を持っている

「この業界は今、〇〇という理由で採用が活発です」「この職種は転職市場で引き合いが強い」という情報をさらっと言える担当者は信頼できる。

逆に、会社のホームページに書いてあるような情報しか言えない担当者は、現場感がない可能性が高い。

私が教育業界から次を考えていたとき、「今イベント業界は、コロナ禍の反動でリアルイベントの需要が急回復していて採用が活発です。特に法人向けイベントの経験者は引き合いが強い」という具体的な情報を教えてくれた担当者がいた。その情報を聞いて初めて、イベント業界を転職先の候補に加えた。

「今の市場でどの業界・職種が採用に積極的か」を聞いたとき、データや具体的な事例で答えられる担当者は、現場をよく知っている。

③ 「断る勇気」を持っている

良い担当者は「あなたの希望には合わないので、この求人は紹介できません」とはっきり言う。何でも「いいですよ」と言う担当者より、誠実だ。

私が3回目の転職のとき、ある求人に強く興味を持っていた。担当者に「応募したい」と伝えたら「この会社、実は離職率がかなり高くて、営業スタイルがあなたの希望とは逆です。応募は止めはしませんが、私は推奨しません」と言われた。

初めは「余計なお世話だ」と思ったが、冷静に理由を聞くと「なるほど」と思える根拠があった。結果として、その会社への応募はやめた。後でその会社がOpenWorkで低評価になっているのを確認したとき、「あの担当者の言う通りだった」と思った。


営業職の転職でエージェントを使うときの注意点

注意点① 複数社に登録する

1社だけだと比較ができない。最低でも2〜3社に登録して、担当者の質・求人の質を見比べるようにしておく。

実際に並行登録してみると、「このエージェントはBtoB営業の求人に強い」「こちらは未経験業界への転職サポートが丁寧」という特徴の違いが肌でわかる。「他のエージェントにも相談しています」と一言伝えるだけで、担当者の動きが明らかに変わることもある。

注意点② 最初の面談で「営業スタイルの希望」を明確に伝える

「新規営業は得意だが、ルート営業の方が好き」「BtoBよりBtoCがやりがいを感じる」など、自分の好みを最初に伝えること。これを言わないと、担当者も的外れな求人を紹介しがちになる。

営業職の中でも、「新規vs既存」「BtoBvsBtoC」「インサイドvsfieldセールス」「提案型vs即決型」など、スタイルの違いで全く異なる仕事になる。このどれが自分に合っているかを明確にして伝えると、求人の精度が格段に上がる。

自分の好みがわからない人は「過去で一番楽しかった営業の仕事は何か」から考えてみよう。

注意点③ 「なんとなく良さそう」で応募しない

エージェントに背中を押されて、なんとなく応募してしまうことがある。でも営業職は「営業スタイルの相性」が全て。新規/既存、BtoB/BtoCが合っているかを必ず確認してから応募してほしい。

担当者が「この求人、絶対合いますよ!」と言っても、自分で確認する作業を省いてはいけない。求人票を読み込み、不明点はエージェント経由で会社側に質問する。「応募前に確認したいことがあります」と言えるのが、理想的な転職者のスタンスだ。


まとめ:エージェントは道具。使いこなすのはあなた

エージェントは転職を「手伝ってくれる人」ではなく、「道具」だと思ったほうがいい。

良い道具を選んで、正しく使う。それができれば、転職の成功率は大きく上がる。

4回の転職を経た私が今もおすすめするエージェントを、下にまとめた。参考にしてほしい。

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※本記事は筆者の実体験をもとに作成しています。会社名・個人名・特定できる情報はすべて匿名化しています。

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4回転職した元営業マン。専門商社・電機メーカー・営業代行・塾・イベント会社で営業を経験。 失敗と成功を繰り返しながら気づいたことを包み隠さず書いています。