営業マンの転職図鑑
転職エージェントと転職サイトの違い【どちらを使うべきか状況別に解説】
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転職エージェントと転職サイトの違い【どちらを使うべきか状況別に解説】

2026-02-10 公開

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この記事を書いた人

4回転職した元営業マン。専門商社・電機メーカー・営業代行・塾・イベント会社で営業を経験。 失敗と成功を繰り返しながら気づいたことを包み隠さず書いています。

「エージェントに登録すべきか、転職サイトで自分で探すべきか」

転職活動を始めようとして、最初にこの疑問で止まる人は多い。私もそうだった。1回目の転職のとき、何から始めればいいかわからず、とりあえず有名なサイトに登録した。でも使い方がわからなくて、1週間ほど求人を眺めて終わった。

結論から言う。両方使うのが正解だ。 ただし、特徴を理解して使い分けないと効果が半減する。

4回の転職でエージェントも転職サイトも使い倒してきた。それぞれに強みとデメリットがあり、使い方次第で転職の結果が変わる。この記事では、私が実際に感じたことをもとに「どう使い分けるか」を正直に話す。


転職エージェントの特徴

エージェントとは何か

転職のプロ(キャリアアドバイザー)が担当につき、求人紹介・書類添削・面接対策・条件交渉まで一貫してサポートしてくれるサービスだ。完全無料(企業側が費用を払う仕組み)で使える。

転職エージェントを使うのが初めての人は「なぜ無料なのか」と疑問に思うかもしれない。仕組みはシンプルだ。エージェントは転職者を企業に紹介して採用が決まった際、企業から紹介料をもらう。つまりビジネスモデルとしては「企業から報酬をもらうリクルーティング会社」だ。転職者は無料で使えるが、エージェントが最終的に重視するのは企業への採用貢献であることは頭に入れておきたい。

エージェントのメリット

1. 非公開求人にアクセスできる

世の中に出ている求人のうち、実は20〜30%は非公開求人だと言われている。「競合他社に知られたくない」「応募者を絞り込みたい」という理由で公開されない求人だ。エージェントを通じてしかアクセスできないこれらの求人を見られるのは大きな強みだ。

2. 職務経歴書の添削・面接対策をしてもらえる

書類選考の通過率は、職務経歴書の書き方で大きく変わる。エージェントは毎日多くの転職者をサポートしているプロだ。「この書き方だと採用担当者にどう伝わるか」という視点でアドバイスをもらえる。

私が初めてエージェントを使ったとき、自分で書いた職務経歴書を見せたら「これでは伝わらない箇所がいくつかあります」と指摘された。実績の書き方や、スキルのアピールポイントを整理してもらったことで、書類通過率が明らかに上がった。

3. 年収交渉を代行してもらえる

「もう少し年収を上げてほしい」と直接企業に言うのは気まずい。でもエージェントが代わりに交渉してくれる。エージェントは企業との関係があるため、私から直接交渉するより通りやすいケースが多い。

4. 求人の詳細情報を教えてもらえる

求人票に書いていない「職場の雰囲気」「上司の人柄」「残業の実態」「離職率」などを教えてもらえることがある。自分で調べようとしてもわからない情報だ。

エージェントのデメリット

1. 担当者の質にばらつきがある

エージェントの良し悪しは、担当者によって大きく変わる。熱心に求人を探してくれる担当者もいれば、マッチしていない求人を大量に送ってくる担当者もいる。

担当者に不満を感じたら、遠慮なく「担当者の変更をお願いしたい」と申し出ていい。大手エージェントはこれに対応している。

2. 担当者の都合で求人を押し付けられることがある

エージェントには「この求人を埋めたい」という事情がある。自分には合わない求人を「おすすめです」と勧められるケースがある。前述のとおり、最終判断は必ず自分でする必要がある。

3. 自分のペースで動きにくい場合がある

エージェントから「今週中に面接日程を決めてほしい」「早めに応募を決めてほしい」とプレッシャーをかけられることがある。忙しいときや、じっくり考えたいときにはストレスになるかもしれない。


転職サイトの特徴

転職サイトとは何か

求人情報を自分で検索して応募するサービスだ。リクナビNEXT・マイナビ転職・Indeed などが有名だ。

転職サイトのメリット

1. 自分のペースで求人を探せる

夜中の2時でも、休日の朝でも、自分の好きなタイミングで求人を眺められる。エージェントとのやり取りが必要なく、気楽に転職活動を始められる。

2. エージェント非公開の求人もある

「エージェントを通さず直接採用したい」という企業の求人は、転職サイトにしか出ていない。エージェントだけ使っているとこういった求人を見逃す。

3. 企業からスカウトが来ることがある

プロフィールを登録しておくと、企業や転職エージェントから「あなたの経歴に興味がある」というスカウトが届く。自分では気づかなかった選択肢に出会えることがある。

4. 比較検討がしやすい

自分の条件(年収・勤務地・業種など)で検索して、複数の求人を横並びで比較できる。エージェントに絞り込まれた求人だけ見るより、幅広く選択肢を把握できる。

転職サイトのデメリット

1. 書類添削・面接対策などのサポートがない

すべて自分でやらなければならない。職務経歴書の書き方に自信がない人は、転職サイトだけだと書類選考で苦戦する可能性が高い。

2. 年収交渉は自分でやらなければならない

交渉が苦手な人は、年収が低い条件のまま入社してしまうことがある。

3. 情報の質はエージェントより浅い

求人票に書かれた情報しかわからない。職場の実態・雰囲気・文化は自分で調べる必要がある。


状況別の使い分け

状況おすすめ
初めての転職で不安エージェントメイン
転職経験があり自分で進められる転職サイトメイン+エージェント補助
特定の会社・業界を狙っている転職サイトで直接応募
年収を上げたいエージェント経由(交渉代行)
じっくり時間をかけて探したい転職サイトメイン

私の実際の使い方

両方同時に動かす

私はエージェントと転職サイトを常に併用していた。理由は「どちらか一方だけでは見える求人に偏りが出るから」だ。

エージェントには「自分では気づかない求人を紹介してほしい」「職務経歴書を一緒に仕上げてほしい」という使い方をした。転職サイトには「自分で気になる求人を探す」「スカウトが来た会社をチェックする」という使い方をした。

この2つのアプローチを組み合わせることで、求人の見逃しが減り、転職活動の精度が上がった。

エージェントを使い分けるコツ

エージェントは一社だけ登録するのではなく、2〜3社を並行して使うのがおすすめだ。

理由は2つある。

1. 担当者の相性を試せる

「この担当者は話しやすい」「この人は求人の質がいい」と比べることができる。

2. 求人の重複から情報を読める

複数のエージェントに同じ求人を紹介されたら、「この求人は多くの人に紹介されている=採用難易度が高い可能性がある」という情報になる。逆に、1社のエージェントにしか出ていない求人は、そのエージェントとの独自ルートということでもある。

エージェントに伝えるべきこと

エージェントを使い始めるとき、最初の面談で以下を明確に伝えると紹介求人の質が上がる。

  • 転職したい時期(いつまでに転職したいか)
  • 年収の希望(最低ラインと希望上限)
  • 絶対に譲れない条件(勤務地・職種・働き方など)
  • 興味のある業界・職種

曖昧なままにしておくと、担当者も動きにくい。自分の意志を明確に伝えることが、良い求人紹介につながる。


まとめ

エージェントとサイト、どちらかに絞る必要はない。最初はエージェントに登録して全体像を把握しながら、転職サイトでも自分で求人を探す。この併用が、転職成功への最短ルートだ。

それぞれの強みをまとめると:

  • エージェント: 非公開求人・書類添削・年収交渉・内部情報
  • 転職サイト: 自分のペース・幅広い求人・スカウト機能

どちらも無料で使えるので、まず登録してみることをすすめる。登録するだけで、今の自分にどんな求人があるかがわかる。


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※本記事は筆者の実体験をもとに作成しています。会社名・個人名・特定できる情報はすべて匿名化しています。

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4回転職した元営業マン。専門商社・電機メーカー・営業代行・塾・イベント会社で営業を経験。 失敗と成功を繰り返しながら気づいたことを包み隠さず書いています。