営業マンの転職図鑑
転職エージェントを使わないで転職できる?メリット・デメリットを正直に話す
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転職エージェントを使わないで転職できる?メリット・デメリットを正直に話す

2026-05-29 公開

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この記事を書いた人

4回転職した元営業マン。専門商社・電機メーカー・営業代行・塾・イベント会社で営業を経験。 失敗と成功を繰り返しながら気づいたことを包み隠さず書いています。

転職エージェントを使いたくない、という気持ちはよくわかる。

電話がしつこい。メールが大量に来る。「この求人、絶対あなたに合ってます」と言われても、どうせ数合わせで送ってきてるんだろう、という疑念が拭えない。私も最初の転職では、エージェントに対してそういう印象を持っていた。

だが、4回の転職を経験した今、結論から言う。使えるものは使った方がいい。ただし、使い方次第だ。

今回は転職エージェントを使わない選択肢のメリット・デメリット、そして私自身がエージェントを使った転職と使わなかった転職の両方を経験した上での正直な話をする。


エージェントを使いたくない人の「あるある」な理由

まず、エージェントを敬遠する理由として多いのは以下のパターンだ。

  • 電話が多すぎる:登録した翌日から着信が鳴り止まない
  • 求人の押しつけ感:自分が希望していない業界・条件の求人を次々と送ってくる
  • 個人情報を渡したくない:転職活動中であることを知られたくない
  • なんとなくセールスっぽい:親身に見せて、実は企業側の都合で動いているのでは、という不信感

これらは一定の根拠がある。エージェントは企業から採用手数料をもらうビジネスモデルなので、求職者よりも企業側の都合を優先する場面がゼロではない。電話やメールが多いのも事実だ。

だが、それを理由にエージェントを全否定するのは少しもったいない。構造を理解した上で使えば、むしろ味方にできる。


エージェントなし転職のメリット

エージェントを使わず、転職サイトや企業の採用ページから直接応募する「直接応募」のメリットは以下の通りだ。

1. 自分のペースで動ける エージェントとのやり取りが発生しないため、スケジュール調整が不要だ。夜中に求人を眺めて、気が向いたら応募する、というスタイルが可能になる。

2. 企業へ直接アピールできる エージェント経由だと、担当者のフィルターを通じて情報が伝わる。直接応募なら、自分の言葉がそのまま採用担当者に届く。

3. 転職活動が会社にバレにくい エージェントに登録すると、求人サイト上でスカウトが来たり、メールが届いたりと、会社支給のPCやメールアドレスに引っかかるリスクがある。直接応募は個人のメールだけで完結するため、情報管理がしやすい。


エージェントなし転職のデメリット

正直なところ、デメリットの方が大きい。

1. 非公開求人にアクセスできない 世に出ている求人の3〜4割は非公開だ。理由は様々だが、「現職者が辞める前に補充したい」「特定の人材だけに見せたい」などのケースがある。エージェントを使わないと、この枠には一切アクセスできない。

2. 書類添削・面接対策が受けられない 職務経歴書をどう書けば通過率が上がるか、面接でどう答えれば印象が良くなるか、エージェントはその情報を大量に持っている。自力でやる場合、この情報が得られない。

3. 選考状況を把握しにくい 直接応募だと「書類選考中」以上の情報が得られないケースが多い。エージェント経由であれば、採用担当者へ問い合わせてもらったり、選考スピードを上げてもらったりと、裏側のやり取りが発生する。

4. 年収交渉がしづらい 内定後の年収交渉を自分でやるのは精神的にきつい。エージェントに間に入ってもらうことで、言いにくい交渉を代わりにやってもらえる。


エージェントを使った方がいいケース・使わなくていいケース

整理すると、以下のような判断基準になる。

使った方がいいケース

  • 初めての転職で、何をどう進めればいいかわからない
  • 年収を今より上げたい
  • 非公開求人も見てみたい
  • 書類選考の通過率が低い
  • 現職が忙しく、転職活動に時間をかけられない

使わなくていいケース

  • 志望企業が明確に決まっていて、直接応募ページがある
  • 転職経験が複数回あり、一人で進める自信がある
  • 転職を急いでいない(じっくり自分で情報収集できる余裕がある)
  • エージェントに個人情報を渡したくない強い理由がある

私がエージェントを使った転職と使わなかった転職の比較

私は4回転職しているが、エージェントを使ったのは2回、使わなかったのが2回だ。

木材商社から電機メーカーへ転職した1回目は、直接応募だった。当時はエージェントの存在自体をよく知らず、転職サイトから自力で応募した。結果としては内定を取れたが、今思えば書類の書き方が雑で、通過できたのは運が良かっただけかもしれない。年収の交渉もほぼゼロで、提示された額をそのまま受け入れた。

電機メーカーから営業代行会社へ移った2回目は、エージェントを使った。担当者が職務経歴書を大幅に書き直してくれて、通過率が明らかに上がった。また、非公開求人の中に条件の良いものがいくつかあり、エージェントを使わなければ出会えなかった求人に内定した。

3回目(営業代行→教育業界)もエージェントを使ったが、担当者との相性が悪く、ほぼ自分で動いた。4回目は直接応募と並行してエージェントも使い、最終的にエージェント経由の非公開求人に決めた。

率直な感想:エージェントを使った転職の方が、結果的に条件が良かった。


まとめ:結局、使えるものは使った方がいい

エージェントへの不信感はわかる。だが、使い方の問題だ。

  • 電話が多ければ「メールで連絡してください」と最初に言えばいい
  • 求人を押しつけてくるなら「この条件以外は不要です」とはっきり伝えればいい
  • 相性が悪い担当者なら、別のエージェントに変えればいい

エージェントは無料で使えるツールだ。使わない理由はない。非公開求人・書類添削・年収交渉を全部自力でやるのは、単純にコスパが悪い。

使いたくない気持ちはわかるが、少なくとも一度登録して、どんな求人があるか見てみるだけでもやってみる価値はある。

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4回転職した元営業マン。専門商社・電機メーカー・営業代行・塾・イベント会社で営業を経験。 失敗と成功を繰り返しながら気づいたことを包み隠さず書いています。